僕たちがなくしたもの

僕たちがなくしたもの第3話の無料ネタバレを公開しています。山崎に別れを告げられた俊哉、それをたまたま通りかかった公園で見つけた光斗。2人の結末は?!

僕たちがなくしたもの第3話の無料ネタバレを公開しています。山崎に別れを告げられた俊哉、それをたまたま通りかかった公園で見つけた光斗。2人の結末は?!

僕たちがなくしたもの 3話の無料ネタバレ

山崎との別れから数か月、、

俊哉は山崎と一言も会話できずにいた。

お互い避けているのかもしれない。



(どうしてあのとき否定できなかったんだろう)

(ちゃんと好きだって言ってあげれば)



俊哉は心の中で葛藤を抱えていた。


(本当は分かっていたんだろ?)

(矢吹とヤッてた方が気持ちいいんだよな?)

(それを否定できない罪悪感だよ。)







プルルルル!



「しゅんちゃーん、今日家行くから」





くちゅっくちゅっ!



「らいくん!ま、まってぇぇ!」


「お、おしっこもれちゃうぅぅ!」




「ここでしなよ。見ていてあげる。」



「アッ!ア!出ちゃうぅぅぅ~!」




ジャァァァァー!




「しゅんちゃん、まだ山崎さんのこと忘れられてないの?」


「今度女の子紹介してあげるよ。少しは忘れられるんじゃない?」




それから数日後、俊哉は光斗に紹介された女性と会う。

会話は頭に入ってこない、、、流れに身を任せて相槌を打ち、誘われるままにキスをした。


刺激さえあればなんとなると思っていたのに全然反応がない。

そのうち女性は怒って出ていってしまった。


だが、彼女と会うのも今日が最後。俊哉には些細なできごとに過ぎなかった。









ザワザワ・・



何やら教室が騒がしい。



「おい風間、これマジなの?」



俊哉が女性相手にインポで、ゲイであることがクラス中にメールで拡散されていたのだった。







俊哉は学校に行かなくなった、、、ベッドに潜り込むだけの毎日。



(人の目が恐い、あの噂はどこまで広がったんだろう?)

(もしかしたら山崎さんにも。)



(・・・どうしてこうなった?)


(そうだ、そもそも矢吹があんな遊びを誘ってこなければ)


思い出すだけで俊哉を性衝動が襲う。



「らぃくん、触って、、、」



ビクンッ!!!


自分の手で果てる俊哉、、、


「俺は、、、おかしくなってる!!」




俊哉は家を飛び出し走り出す。






ピンポーン!


「はいはーい」



「あ、しゅんちゃん久しぶりー」

「最近学校にも来ていないよね~?」




ドンッ!!



俊哉は光斗を床にたたきつける。



「お前のせいで俺はお前でしか勃たなくなった!」


「お前のせいでインポのカマ野郎って噂が広がって、俺の人生はもうおしまいだ!!」



「俺は普通が良かったんだ!」






「しゅんちゃん」

「僕たちいつから友達じゃなくなったんだろうね」



「普通ってなに?」


「普通の人間はおしっこ見られて興奮したり、金玉踏まれて射精したりケツ穴突っ込まれて悦んで中イキなんてしないよ」





「自分だけ全部なかったことにして、俺だけ置いていこうなんて絶対に許さない」



「ねえしゅんちゃん、ずっと友達でいてくれる?」



(俺たちは何なんだろう、、、)

(俺たちは何をなくしたんだ。)



俊哉はどうしたらいいか分からないまま、光斗に押し倒されるのだった。
 

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